通勤中にスマホで指示するだけ。AIが勝手に働く仕組みをDIYした話【運営者体験記】

AIを副業に使い始めて、最初にぶつかった壁は「技術」でも「知識」でもなかった。

時間だった。

仕事のある平日は帰宅してからしかパソコンを開けない。休日もまとまった時間があるとは限らない。「今日こそやろう」と思っていても、気づいたら一日が終わっている。

この記事は、そんな「使える時間が少ない」という問題を、スマホ1つで解決した話だ。難しいことはAIにやってもらった。

ポイント
  • AI副業ツールが「パソコン専用」になりがちな理由
  • リモートデスクトップを試してみた結果
  • Discord BOTでスマホ指示を実現した方法
  • 「RUN」「Accept」ボタンの自動化で完全放置が可能に
  • 通勤中に指示を出して、帰宅したら仕事が終わっている感覚

パソコンの前に座れる時間は、思ったより少ない

この章のポイント
  • AIツールを使える時間が実際にどれくらいか
  • 通勤中に浮かんだアイデアが夜には消えてしまう問題

仕事帰りと休みの日だけが「AIタイム」だった

AIツールを使い始めたのは、副業の作業効率を上げたかったから。記事の構成を考えてもらったり、SNS投稿のアイデアを出してもらったり。使い始めると確かに速かった。

でも問題がすぐ出てきた。

仕事のある日は帰ってからしか使えない。休日もずっとパソコンの前にいられるわけじゃない。がっつり使えるのは、週に数時間くらいだ。

「AIって便利」と感じながらも、そのAIをフル活用できる時間がそもそも少ない。

これは、副業としてAIを使おうとしている多くの人が感じるジレンマだと思う。

通勤中に浮かんだアイデアが、夜には消えている

もう一つ、地味にきつかったのがこれだ。

電車の中で「このキーワードで記事の構成を考えておいてほしい」とか「今話題のあのニュース、まとめておいてほしい」とか、アイデアが浮かぶことがある。でもその瞬間にAIに指示できない。

メモアプリに書き留めておいて、帰ってからパソコンを開いて、それから入力する。

この「一度メモして後でやる」というワンクッションが、地味に作業時間を食っていた。

夜になると気力が落ちて、メモを見返す気にもなれないこともある。浮かんだアイデアが夜には半分消えている、という感覚。これがずっと続いていた。

リモートデスクトップを試したけど、現実は厳しかった

この章のポイント
  • スマホでリモートデスクトップを試した結果
  • なぜ「これじゃない」と感じたか

スマホの画面でパソコンを操作するのは、思ったより不便だった

「外出先からパソコンを操作できる」と聞いて、リモートデスクトップを試してみた。スマホからパソコンの画面を見て、そのまま操作できる仕組みだ。

つながった。パソコンの画面がスマホに映った。

でも使いにくかった。

スマホの画面にパソコンの画面を縮小表示しているので、文字が小さくて読めない。ボタンを正確に押せない。入力がしにくい。

電車の中で立ちながら操作するのは、ほぼ無理だった。「できないことはない」けど「快適には程遠い」。これは解決策とは言えないな、と感じた。

Discord BOTをAIで作ったら、全部解決した

この章のポイント
  • DiscordのBOTでスマホから指示を出す仕組みを構築
  • 「RUN」「Accept」ボタンの自動化で完全放置が可能に
  • 実際にどんな指示を出しているか

スマホのDiscordで指示を送ったら、AIが動く

「リモートデスクトップは無理だった。じゃあどうする?」と考えていたとき、思いついたのがDiscordのBOTを使う方法だった。

DiscordはスマホアプリとしてPC同様に快適に使える。文字入力もしやすい。そのDiscordに「指示を送る」と、パソコン側のAIがその指示を受け取って動く、という仕組みを作れないか?

BOTの作り方なんて知らなかった。でも「AIで作ればいい」と思って、そのまま作り方をAIに聞きながら構築した。

プログラミングの知識がなくても、AIに聞きながら作れた。これが大きかった。

できあがった仕組みはシンプルだ。スマホのDiscordで指示を書いて送る。するとパソコン側のAIがその指示を受け取って、作業を始める。自分はスマホで送るだけでいい。

「RUN」「Accept」ボタンを自動化して、完全放置が可能になった

ただ、最初の仕組みには一つ問題があった。

AIが途中で止まるのだ。「RUN」ボタンを押さないと次に進めない場面や、「Accept」ボタンで作業を承認しないといけない場面がある。スマホから指示を送れても、ボタンを押すためにパソコンに戻る必要があった。

「結局パソコンが必要じゃないか」という状態だった。

これもAIに相談して、ボタンを自動でクリックする仕組みを追加した。RUNもAcceptも、指示を出せば自動で押されるようになった。これで本当に「送ったら終わり」になった。

実際にどんな指示を出しているか

今は通勤中にこんな指示を送っている。

スマホから送っている指示の例
  1. 「○○のキーワードで記事構成を考えておいて」
  2. 「この記事用のXの投稿を3パターン考えて」
  3. 「Xでこのテーマがバズっているやつを集めて分析しておいて」

電車の中でこれを送って、スマホをポケットに戻す。

帰宅したらパソコンを開く。作業が終わっている。

「隙間時間」が全部「仕事を仕込む時間」に変わった感覚がある。

まとめ:AIを「使う時間」より「仕込む時間」を増やす

副業でAIを使うとき、最初の壁は「スキルがない」より「時間がない」ことの方が多い。パソコンの前に座れる時間が少ない人ほど、AIをうまく使いこなせないという逆説が生まれやすい。

でも今回やってみて分かったのは、「AIを操作する時間」と「AIに指示を出す時間」は別物だということだ。スマホから30秒で指示を出せれば、あとはAIが動いてくれる。これができるかどうかで、使える時間が全然変わってくる。

最初の仕組み作りはAIに手伝ってもらえばいい。プログラミングの知識がなくても、聞きながら作れる。まず1回動かしてみることが、一番の近道だ。

この記事のまとめ
  • AI副業ツールはパソコン専用になりがちで、使える時間が限られる
  • リモートデスクトップは「できる」が「快適ではない」
  • DiscordのBOTをAIで作ることで、スマホから指示を出す仕組みが実現できた
  • 「RUN」「Accept」ボタンの自動化で、送ったら完全放置が可能になった
  • 通勤中に指示を送って、帰宅したら作業が終わっている状態になった
  • プログラミング知識がなくても、AIに聞きながら仕組みを作れる
  • 「AIを使う時間」より「AIに仕込む時間」を増やす発想が大事

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